略奪愛に成功した話

恋愛

気になった彼に振り向いてもらうためにしたこと

普段、恋愛相談を受けていてもここまで見事に作戦がはまることは無いよねと思うくらい成功した話をします。

A子=24才、スポーツインストラクター

B男=27才、営業職会社員、年上彼女と同棲中

C子=29才、事務職会社員、B男と同棲中

私が飲みに来ていた常連のお客さんであるA子から相談されたのは好きになった彼には同棲中の彼女がいて、忘れようと思ったけどどうしても忘れられない、彼女と別れて付き合って欲しいというものでした。

なんでもB男とは大学の時に部活で知り合った先輩後輩の間柄で、たまに当時の仲間たちと一緒に遊びに行ったりする際に来てくれて仕事の話を聞いてもらったりしているうちに好きになってしまったとのこと。

この手の話は割と多くて、好きになった人に彼氏や彼女がいるけど諦めきれないタイプの人と、既婚や彼女彼氏がいたらすっと冷めるタイプの人に別れますね。A子は前者のタイプなようで同棲している彼女は年上みたいだし、私の方がB男を好きだから!と力説してました。

好きになる気持ちに理由や理屈は通用しないですよね、本能で好きって思っちゃったんだもん。

B男はそう簡単に浮気をするような男では無いそうなのでデートや一夜の過ちにはなりにくそう。

だとすると、正攻法で攻めるしかないよね、、、ということで私とA子の2人で作戦会議と称して飲み屋をはしごしました。ただ飲みたかっただけということも無くは無いけどね。

そんなことがあってから数ヶ月後、再びお店にやってきたA子。「彼が同棲してた彼女と別れてくれて今は一緒に住んでるんだ」と報告を受けてびっくり。

A子とはたしかに略奪愛作戦会議をしたけどまさかそんなにうまくいくとは。

どんなことをしたかというと

  • 仕事の相談にのって欲しいと持ちかけるが彼を警戒させないようにオフィス街の喫茶店や複数で会うなど、とにかく接点を多くもつことに集中する
  • アドバイスの結果、うまくいったことを理由にお礼を渡したいと2人で会う口実を作る
  • 男は弱い女が好きだから先輩のおかげで助かってます、生きていられますとアピール
  • 彼の体調の変化や仕事で大変そうな時にはさりげない気遣いをする
  • A子と一緒にいる時間の方が楽しいという実績を積み重ねる
  • 向こうから好意を匂わせてくるまで待つ
  • 手料理を勉強したり、服装を彼の好みに合わせるためにファッションやメイクもがんばる
  • たまには小さなわがままを言って彼氏の優しさにおおげさに喜ぶ

ほとんど、人気キャバ嬢がやっていることを模倣しているだけなんですけど、要は自分に沼らせるために男の心理をつくという作戦でした。

とどめの一発は勝負をかける

B男にとっては悪い気はしない作戦だからかなり良い感じに持っていったところで、優しい性格のB男だから同棲中の彼女と別れてまではA子に振り向いてくれないと踏んでいたのでとどめの一発をさす作戦も考えてありました。

それは、急な事情でいなくなるふりをすること。

理由は割となんでも良くて出来ればたいした理由じゃない方がよいです。なぜなら彼に俺と一緒になれないから無理に言ってるんだなと思わせるためだから。

仕事に通うのが大変だから職場の近くに住むとか、最近、ストーカーみたいな人につきまとわれているので引っ越すことにしたとか、もしうまくいかなくてもまた再チャレンジ出来るようなささいな理由の方が良いです。

A子の場合は、バレバレの嘘で気になる人がいるけど振り向いてもらえないし彼に迷惑かけたくないから心機一転引っ越すことにしましたとB男に報告したら数日後、B男がC子と別れたからつきあって欲しいと逆に告白されてつきあうことに。

ポイントは相手の彼女の悪口は絶対に言わないこと。一緒にいる時間を楽しい感情だけでいっぱいにしてあげることで居心地の良さを作り出すことですね。

その後同棲を半年してから意中の彼と結婚にこぎつけたB子、今ではお子さん2人と家族で仲良く暮らしています。

同棲中にB男と一緒に飲みにもきたけど、もちろんウインクだけして作戦の話は一切せずにまるで初めて聞いたかのように彼との出会いとのろけ話につきあいました。

 

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