明らかに泣きはらした顔で出勤してきた同僚の話
1年ちょっと勤務した貿易会社の同僚の女の子で事務職27才、彼、営業職29才、つきあって5年目、同棲中に受けた相談
彼とは友人の紹介で知り合い、つきあって3年で同棲を始め、そろそろ2年目でいずれ結婚するみたいなことは前から聞いていて、ある日明らかに目を腫らして出勤してきたからお昼休みに話を聞いてあげたの。
彼女が言うには、彼が営業エリアが変わったとかで帰りが遅くなった頃から生活のすれ違いが多くなり、小さな事でのケンカが絶えなくなった。
絶対的に嫌いでは無いけど、行為も半年以上してないし、話し合おうにも疲れて帰ってきている彼はすぐに寝てしまい、朝は起きてこない。
浮気をするような人では無いと思うので、そこは信じているけど最近はまともなデートも無く、休日は疲れたからと家で寝てるか彼の友人に誘われて遊びに行くから1人で出かけるなんてことが続いてもう限界!
それで色々考えた末、彼にいったん実家に帰る宣言をしてみた。
距離を置いてみたけど
彼も仕事が忙しいせいで私のことを構っている余裕が無いのは認めてくれて渋々、別居に同意してくれたけれども、離れてみて彼のことが心配でたまらなくなってしまったとのこと。
ちゃんとご飯食べられてるかな?とか家事は大丈夫かな?とかかえって頭の中は彼のことでいっぱいになってしまっている。昨日は久しぶりに電話したけど眠いからとすぐに切られてしまって泣き明かしたそう。
かといって、自分から言い出した手前、すぐに戻るわけにもいかずに1ヶ月が経ち、同居解消する時の約束で毎日の連絡は取り合っているとのこと。

とりあえず、彼と話し合う時間をもつように言いました。
その後すぐに彼女は彼と休日に会う約束を取り付けて二人きりで会ったと報告してくれました。
会うのがちょっと怖かったけど、久しぶりに彼の笑顔を見て、「やっぱり、私、この人好きだ」と思い直したので思わずぽろりと涙を流してしまった私を見て、彼はちょっと慌てた様子で
「ごめんね、俺のせいで苦しい思いさせちゃって」と謝ってくれて、なんと仕事のエリアを再変更してもらってきたとのこと。「え?だって、仕事の評価が悪くなっちゃうんじゃない?私のせいであなたを邪魔したくないよ」
彼が言うには「離れてみて改めて俺にはおまえが必要なんだと感じたし、どんなに忙しくても家に帰ってきたら暖かく迎えてくれる幸せを当たり前に感じていたことを痛いほどわかったから」
同棲解消された彼が裏でとった行動とは
それで上司に彼女と別れそうなんですと相談したら「大切にしなくちゃだめだぞ」と快く変更に応じてもらえたんだ」って。
それを聞いた彼女はお店の中で大号泣してしまって。自分もいかに寂しかったか訴えて、無事に同棲生活を再開することに。しかも彼の会社に通いやすいように駅近くに来月引っ越すことに。
今は引っ越しの荷物まとめと新居での家具選びに休日は2人で仲良く出かけてるそう。
相変わらず彼は忙しいけど、なるべく会話する時間は取ってくれるようになったし、あの時ずっと我慢を続けていたら多分、いつか耐えられなくて別れてたなと感じて、私がその会社を辞めてからもたまに連絡がきます。

同棲はお互いの価値観のすりあわせ期間。こんなはずじゃ無かった!を無くすためにも話し合いは大切ですね。